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虫歯の出来にくい人は何が違うのか

一生懸命歯を磨いていても虫歯になりやすい人がいる一方で、ごくまれに虫歯知らずだという方がいます。
そういう人というのは、もともと持って生まれた体質が違うのでしょうか。
そもそも、虫歯というのは感染症のひとつで、ミュータンス菌などの菌に感染することが原因とされています。
では、なりにくい方というのはそういった菌に感染しにくいのでしょうか、ここが興味深い点ですが、傾向としては、口の中の発症に関わる細菌が普通の方よりも少ないというデータがあります。
また、唾液には虫歯菌などを殺菌したり働きを弱める力がありますが、この唾液の殺菌作用が普通の方より強い方は発症しにくいといえます。
分泌量も多ければ多いほどその傾向が強いです。
そうなると、やはり体質なのかとあきらめてしまいそうですが、日常生活で出来ることで唾液の分泌量を増やすことは可能です。
水を沢山飲むように心がけたり、食事のときはよく噛んで食べるようにすると唾液腺の刺激となって効果があります。

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